今回も、このHPをご覧いただいた さいたま市中央区八王子のお客様からのご依頼です。

 

数年前に屋根を塗り替えていらっしゃるとのことでしたので、今回は外壁塗装のみとなります。

 

せっかくの塗り替えということですので、現在の色から明るい色への色変えを希望とのこと。

 

まずは現在のお宅の状態を確認してみましょう。

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玄関側 東面

 グレー系のサイディングです。

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出隅の色落ちが激しいですね。

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 バルコニー面

汚れが顕著なのは仕方がないにしても、コーキングの劣化が著しいのと若干サイディングが暴れている様子。

 

凸凹になっているのがわかりますか?

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こちらは北側。

 

遠目にはわかりにくいですが、やはりサイディングのコーキングが駄目になっています。

 

放置しておくと、サイディング材の裏側に水が回って反りが生じてきますから早急な処置が必要ですね。

 

すでにサイディング材同士の不陸が起きているのはこのせいかもしれません。

 

この時点でコーキングの全面打ちかえは必須作業となりました。

 

 

 

さて、塗り替える色のお話ですが・・・・・・

 

 

ご主人と奥様にいろいろとお話を伺いつつ、

 

「あそこの家の色が気に入っている」

 

というお宅を見に行ったりしまして、プランを練ります。

 

 

 

 

当初は、2色で塗り分けといったお話もありましたが、私がお勧めしたのは

 

これ

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カルセラという軽量タイルです。

メーカー 玉川窯業さんHP   http://www.karucera.jp/index.html

 

 

1200度で焼いた本物のタイルながら、超軽量で水に浮くタイル(比重0.85!)です。

しっかりとした下地処理を行えば、サイディングの外壁にも施工可能ですし(モルタル・コンクリートはもちろんOK)、

なにより軽いので躯体への影響も少ないのです。

 

コンクリートの粉を固めた偽レンガ(失礼!)やサイディング材にプリントされたレンガ調模様とは、だいぶ異なる本物ですね。

 

 

しかしながら、レンガのサンプルとパンフレットだけでは様子がつかめませんから、CGでシュミレーションをします。

 

レンガの色、外壁の色、貼り付けのレイアウト(予算に影響しますので重要です)を検討して何パターンか作成。

 

 

次回はそのCGをご紹介します。

 

 

 

 

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それではCGシュミレーションの結果をお見せします。

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赤い線で囲った部分がカルセラ施工予定部分です。

 

下屋根の下部分と玄関周り

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同じく下屋根の下部分とバルコニー壁の出隅部分にアクセント。

s-北面 カルセラ施工範囲.jpg

 

北側は駐車場に面しているので、通りから

よく見えるのですが、

 

全面施工するとなると予算的にも大変なので、

1階2階の境目を ボーダー貼りしてアクセントを

つけてみることしました。

 

 

 

 

 

さて、その結果・・・・・

 

 

 

 

 

 

 壁色は暫定的にご希望色のページュ系

カルセラは B-6タイプのカラー

目地色はグレー となっています。

 

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 バルコニーの出隅同様、1階の壁も少し回り込んで施工するイメージです。

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北側はカルセラタイルを縦貼りにして、まっすぐにラインを出しています。

 

 

 

 

シュミレーションの結果をご覧になったお客さまに大変気に入っていただけたので、このプランで進めることに決定となりました。

 

 

 

私もニッコリです。 

 

 

 

次回からは実際の施工をご報告します。

 

 

 

 

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それでは施工の状況をご紹介いたします。

 

 まずは、おなじみ足場の架設からとなります。

 

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今回はタイルの施工がありますから、足場板が取り付けられるタイプのものです。

 

いつもの単管足場と比較して、塗装もコーキングも作業がしやすいですね。

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そして高圧洗浄開始!(実際には翌日です)

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バルコニーの内壁もきれいに流します。

 

 

 

 

(結構汚れているお宅が多いです)

今回はあしながバチの巣×1も排除!

 

 

 

 

 

 乾燥をさせた翌日

 

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コーキングの打ち直し作業となります。

 

 

容器の中のものがコーキング剤です。

ホームセンターなどに売っているものはカートリッジに入って(細長いロケットのような)いますが、

あれでは何本あっても足りませんので、このような状態のものを

 

 

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 このような「ガン」に吸い上げて使用します。

 

 

 

 既存のコーキングをカッターで切除して、専用のプライマー(密着を良くする薬剤)を塗ってから

 

 

 

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新しいコーキング剤を充填していきます。

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 紫色のテープは、はみ出たコーキングがサイディングに付かないための養生です。

 

 

 

 

 

 

 

 サイディングを留めている釘を打つ位置が悪いと(端に寄りすぎ)、経年劣化等により材が割れてしまいます。

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右側に膨らんでいるのは、欠けた部分にも充填している為。

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バルコニー開口部です。

新築時からコーキングが入っていませんでしたので、金属役物とサイディングの継ぎ目

にもコーキングします。

 

 

 

 

さらに、出隅部分も専用の出隅部材を使用せずに突き付け(サイディング材をL字に合わせただけ)で処理してあったので、 追加でコーキング処理をしました。

 

 

 

 

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 こちらもサイディング材の継ぎ目ですが、コーキング処理してありませんでした(?)

 

ので、新しく溝を作ってコーキングで埋めています。

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さらに! バルコニーの床裏 軒天部分。

 

こちらもコーキング処理がされていませんでしたので、ぐるっと一回り処理しておきます。

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もちろん細かいところも忘れずに処理。

既存のコーキング剤がだいぶ劣化していたのは判っていましたが、足場を掛けて細かい点をチェックすると

問題個所がかなり多かったですね。

 

 

これでコーキングの処理に関しては新築時以上の仕上がりになりました。

 

 

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コーキングを十分乾燥させた後で、外壁の下塗り

 

  クリアーシーラーなので分かりづらいですね

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中塗り

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破風板塗装

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 軒天塗装

 

 

 

などなど 各部の塗装作業を行います。

 

 

作業も順調に進み、カルセラタイルの施工スケジュールを確定しようとした、その時・・・・・・・・・・ 問題が発生!

 

 

つづく

 

 

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発生した問題とは・・・・・

 

屋根です。

 

 

前回の屋根塗装から4年も経っていないというお話でしたので、最初から施工対象外となっていました。

 

足場も掛っていることですし、念のため確認してみようと思い見てみると・・・・

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あれ?

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あれれれっ?

 

 

塗膜が剥離をおこしています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年と少しでこの状態では、残念ながら手抜き工事としか言いようがないですね。

 

 

 

さっそく撮影した写真とともに状況をお客様に説明いたします。

 

やはり飛び込みの営業できた会社が足場なしで施工したそうです。

 

 

たぶんシーラーなどの下塗り剤も使用していないのでしょう。

 

 

 

 

 

外壁が途中まで仕上がっていますから、この時点から屋根塗装(高圧洗浄・下塗り・中塗り・上塗り)

を行うのは、避けたいところなのですが・・・・・

 

 

 

 

状態が悪いまま放置することはできませんので、お客様と相談の結果、屋根の塗装も行うこととなりました。

 

 

 

 

まずは洗浄

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 洗浄を行うと死んだ塗膜がどんどん剥がれていきます。

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 白くなっている部分は塗膜が完全に剥離した部分ですね。

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写真はすでに下塗り剤の塗布を終えた後です。

(少しテカテカ光っています)

 

 

 

 

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 わが社の定番 タスペーサーを取りつけます。

 

全部で1000個弱くらいですね。(1枚の屋根材に付き2個)

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 塗装色は現状の「黒」を予定していましたが、早朝に奥様から「緑系にしたい」との

ご連絡をいただき、急きょ色変更! なんとか発注に間に合いました。

 

 中塗り

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上塗り

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エスケー化研の屋根専用塗料  屋根フレッシュシリコンの弱溶剤

ダークグリーンです。

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 よーく見るとグリーンです。

 

サッシや破風、雨どいとの調和を考えて、大分暗い色のグリーンです。

 

きっちりと洗浄を行い、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗り+タスペーサーで通気も確保しましたので、

 

当分大丈夫でしょう!

 

 

 

お客さまも余計な出費となってしまいましたが、安心された様子です。

 

 

次回は、タイル施工の様子をご紹介します。

 

 

 

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施工事例の10作目にふさわしい、「カルセラ」という軽量タイルを使用しての事例です。

 

 

 塗装工事はほぼ終了しています。

 

ボーダー部分などは、貼り面積が狭いので通常通り塗装仕上げを行っています。

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 玄関周りなどの広めの部分は、

高圧洗浄とコーキングの打ち直しのみ(最終的には隠れてしまいますがしっかりと)行い、塗装はしていません。

(塗装面積が減る分は通常の施工金額から減額となります)

 

 

 

 

 

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初めに下地の(今回はサイディング)不陸を調整するために カチオン系のモルタルを使用します。

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サイディング材の目地部分が凹んでいますから、タイルの密着を良くするために埋める必要があるのです。

既に平滑な下地の場合は省略できることもあります。

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 作業後。

目地部分と凹んだ部分にモルタルが付いているのがわかりますね。

(少し色の濃い部分)

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次に専用接着剤を使用してタイルを接着していきます。

JIS規格の性能をかなり上回る優秀な接着剤で施工しますから、後で欠落するなどの心配はありません。

 

ちょっとひと工夫。

 

 

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何だかわかりますか?

 

バケツに水を入れ、接着剤を漬けてヒーターで加熱しています。

 

入浴中の写真です。(熱湯風呂以上の高温ですが!)

 

寒い季節ではありませんが、こうして加熱すると接着剤の延びが良くなるのです。(職人の知恵)

 

接着剤をある程度の面積壁つけした後で、タイルを張り付けていきます。

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 ピト ピト ピト

 一個 一個 丁寧に バランスを取りながら・・・・

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 ピト ピト ピト

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ピト  ピト  ピト

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 施工面に障害物があってそのまま貼れない場合には

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サンダーで簡単に加工できるのでカットします。

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ガス配管の取り付け金具部分を切り欠いているのがわかりますか?

 

 

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 外部コンセント部分もうまく切り欠いて貼りつけました。

 

加工が簡単なので、リフォームでも綺麗に仕上げることが可能です。

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シートで貼りつけるタイプのタイルと異なり、一個一個貼りつけていくので、多少 修正が必要な場合もあります。

 

 

そんな時は、一旦割ってから剥がして、再度 調整(隙間)して貼りつけます。

 

今回は、お客様と眺めながら

 

「下から4段目もうちょい上・・・」 

 

といった感じで調整させていただきました。

 

 

 

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 合間にタイル表面に付いてしまった接着剤のふき取りも行っています。

完全乾燥前であれば、シンナーで拭き取れば綺麗になります。

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北側面の縦張り ボーダー 完成

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東側の窓周りは縦張りでアクセント 

ベランダ出隅部分も綺麗に収まりました。

 

 

 

 

 

さて、仕上がりは次回にということで・・・・

 

 

 

 

 

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お待たせいたしました。

 

本物の外壁塗装+本物のタイルの外装リフォームの完成でございます・・・・

 

の前に

 

 

 

 

 

せっかくの本物タイルがブロック塀で隠れてしまっているのでカットして欲しい

 

とのご依頼がありまして・・・・・急きょ施工することになりました。

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ガリガリガリ〜っと上から2段程度を撤去しています。

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切断面はモルタルで仕上げて完成です。

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こんな感じでスッキリっす。

 

  

 

 

 

 

 

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 この本物タイルの質感。

 

さっそくご近所でも評判が良いようです。

 

 

拡大すると・・・・

 

  

 

 

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玄関周りの凸凹や玄関灯部分も綺麗に仕上がりました。

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 「北側のボーダーも良いアクセントになった」とお褒めの言葉をいただきました。

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CGではなく、本物の完成写真です。

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今回は急きょ屋根塗装を行ったりしましたので、タイル工事、ブロック塀撤去と合わせて大分工期が長めとなってしまいましたが、その分仕上がりの満足度が高いですね。

 

 

コーキングもしっかりと打ち直しましたので、きっと長持ちしてくれることでしょう。

 

O様 大変お世話になりました。

ご満足いくイメージチェンジのお手伝いができたようで 良かったです!

 

 

 

「カルセラ」は、軽量タイルですからモルタルのお宅はもちろんのこと、サイディングのお宅でも施工可能です。

外壁のカラーシミュレーション(シュミレーションは間違いだそうです)を含めて、施工前にCGでイメージの確認ができますので、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

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