塗装工事施工例027-001 さいたま市の塗装の剥がれた金属屋根塗装
今回は傷みの進行した金属屋根の再塗装工事です
色が飛んで下地が透けていますね
錆 塗膜の剥がれ
こちらは1階の屋根を上から
左側は一度塗装をしたものが再度
剥がれてしまっています
完全に素地が露出して錆が発生しています
塗装は下処理が大事と常々言っていますが、金属屋根は特に下処理が大切です
工程の半分以上 下処理になるでしょう
では 早速
まずは浮いている塗膜を剥がします
ゴリゴリ ゴリゴリ
ひたすら手作業になります
手を抜かずにゴシゴシ
平面は機械の出番です
を研磨して剥がしました
付着している塗膜は活膜として
そのまま再塗装する仕様です
まず下塗の金属プライマーから
いわゆる錆止めです
先に1回拾い塗しています
塗膜の段差は残ると思いますが
耐久性を増す目的です
錆止め拾い塗りも結構な面積です
塗料が入りにくい部分なので
刷毛でしっかり入れてあげないとだめです
この部分をいちいち刷毛で塗装しなくても
一回で棒の横と縦を塗れるローラーがあるそうです
今度 試してみたいと思います
2階の屋根も錆止め塗装に入ります
今回は勾配が緩いので無足場工事です
自分の逃げ場と梯子の位置を考えて
塗っていきます
金属屋根の塗装を依頼する際には
金属プライマー(錆止めプライマー)が
屋根全体にしっかりと塗られているか
確認の為に写真を撮ってもらうようにしてください
(後の祭りにならないように契約前に依頼した方が良いと思います)
こちらは別の物件です
たまにこんな現場をみます
塗替えから年数が経過し
全体に色が飛んで下地の青が透けています
ボルト部分のみ赤さび色の錆止めプライマー
が入っています
つまり前回は錆の出ていたボルトのみプライマーを塗布し、その他の部分は下塗なしだったと推測されます
手抜きですね
錆止めプライマーというわかりやすい名称を使いますが、
下地または旧塗装面と新しい塗膜との密着プライマーですので、
現状が「錆ていないから塗らなくていい」 というわけではありません
やはりこのように全景写真で
下塗塗装の確認をしたいところです
手に塗料のついた状態でカメラに
持ち替えるのは厄介なことですが
これなら一目瞭然です
当社では塗料がついたり、それをシンナーで落としたりの繰り返しで
デジカメがすぐダメになってしまいますが仕方が無いですね
年に2、3台買い換えています(ヤフオクの中古ですが・・)
それでは施工宅に戻ります
下塗=錆止めプライマーの塗布後
仕上げ材での1回目=中塗 ベージュ
の塗装です
今回はルーフスターシリコンを使用しています
金属屋根用の塗料です
まだ1コートしただけですが
このように光沢が出ています
ついこの前までお隣の錆錆屋根と
同じような状態でしたが
こちらは綺麗になっています
施工宅は下屋根が四方にあって
屋根勾配が緩かったために
足場無施工でも全く問題なかったです
塗装工程で見つかった破損部は
コーキングで埋めた後に
アルミテープで補修して
再塗装します
仕上げ材2回目=上塗りです
そして完成
再塗装の塗膜もはげて
素地に錆が発生していた1階部分も
このように仕上がりました
1階下屋根
2階大屋根
ぴかぴか
ぴかぴか
さいたま市浦和区での金属屋根
再塗装工事のご紹介でした
金属屋根の下地処理が得意な
埼玉の塗装専門店さくらリフォームでした