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今回は 曲がるシート建材 「マハール」のご紹介です
当社ではサイディング壁の劣化についてのご相談をよく受けるのですが、
補修・塗装を行った後に何か保護・美観に良いものは無いか?
と常に探しています。
以前にご紹介した 水に浮くタイル「カルセラ」もその一つです
今回のマハール
基本はシート建材といわれるものになります
メーカー真和建装さんホームページ こちら
施工事例です
施工前
施工後
塗装ができないタイル面 劣化が進んだコンクリート面などに有効です
施工前
施工後
塗装の技術では限界を超えてしまっているようなサイディング壁にも使われています
薄いシートのタイプは加工も容易ですし、曲面にも貼れるので
マンションやビルのエントランスにも使用可能です
厚手のタイプのケンチ石調は
これくらいの凹凸があり
下地からの厚みがあります
(中央は水平方向にサイズ調整の為の
同色薄シートをジョイントしています)
上 右 下
は同色の薄いシートで調整していますが
違和感無く仕上がります
全体に貼りあがると
このようになります
ALCパネルへの施工です
こちらはさらに迫力の凹凸感 こぶ出し石調タイプです
石調というよりも岩石調です
ディズニーのアトラクションの壁の様
雰囲気です
こちらはさすがにすこし重いので
ビスにより補強をします
ビス頭は後でシートと同色素材で穴埋めします
ので目立つことはありません
壁の付帯物周辺はこのように同色の
薄いシートタイプでうまく逃げることができます
出来上がりはこちら
夕日に映える立体感のある壁になりました
この質感は
塗装では絶対無理ですね
塗装でできることといえば、石調のマハールに色を合わせて塗ることです
道路面以外は塗装仕上げです
濃いこぶ出し石調部分はベランダ
外壁と同色にしています
石調なので何種類かの色が混ざっていますから
どの色を選択するかが難しいのです
屋根の金属カバー
階段手すり PSドア
1階道路面 廊下床外壁
ベランダ外壁
が濃いグレーで統一
となりました
こちらは朝の様子
ちょうどお隣に2軒ほど新築戸建てが建ちましたが 負けない外観になったと思います
また マハールは室内でも施工可能です
こちらは賃貸ビルの廊下壁
物が当たったりして腰下が傷んでいたので
その部分のみ上張りです
本物タイルの張り替えとなると大変ですが
既存タイルの上に施工できるのでマハール
なら大きな音や粉じんがでることはありません
壁付帯物周辺のサイズ加工もカッターで
可能です
マンション 貸しビルのオーナーさんたちにもっと知っていただけると
改修工事の際 選択肢が増えると思います
026-6の最後まで進んで頂くとマハール工事の様子がでています
マハール施工と合わせて塗装工事も得意な
埼玉県の外壁塗装専門店 さくらリフォームでした
基本的なことですが サイディング壁の仕組みをご紹介します
会社にあったサイディングの切れはしなので
少し汚れていますね
上下合わせて、上サイディングを少し横にずらせています
上側のサイディング端は写真のようになっていて
下のサイディング上端とかみ合うようになっています
当然のことながら、新築時には下から積み上げていく形になります
重要なのは白いこの部分
ゴムパッキンの様なものが付着しています
かみ合ったサイディングはこのような形
雨が降って表面を流れてきた雨水が、かみ合っている部分から
少し染み込んだとしても、このパッキンがあって
きっちりかみ合っているので中への浸水は
防がれることになります
新築時のサイディング端部はこのようにかみ合っているので
丈夫で浸水しにくい構造となっています。
さて このサイディングを部分的に交換したとしたらどうなるでしょう?
新築時の様に下から順番に積み上げる場合には、かみあわせることができますが
後からはめ込もうとすると、端部が邪魔になって
かみあわせることができません。
(下端部上端部どちらか一方はうまくはまるかも知れません)
床はすでに輸入タイル(明るいベージュ)で仕上がっています。
なので 赤線部分の様に平らにカットした面同士を付けることになります
築10年を超えていれば、全体にゆがみや熱変形なども生じていますから
サイディング板の両端で寸法が異なるなんていう事も十分あり得ます
端部を加工して表面上は綺麗に仕上がったとしても・・・
かみ合っていない場合、雨水の浸入から守るパッキンの壁
が無いので、中に入りやすくなります
(即雨漏りというわけではありませんが・・・)
加えて 強度的にもずれが生じやすいですね
という事もあって、安易にサイディングの張替えは行わない方が良いという考えになります。
そうなる前にサイディング壁は 塗装による保護 コーキングの打ち替え が大事というお話でした
傷んでしまったサイディング壁の補修塗装も得意な
さいたま市の外壁塗装専門店
さくらリフォームでした
深刻な劣化状態のサイディング壁
こちらのお宅 塗装から6年経過です
むむっ
むっむっむっ!
あーっと
動画でご確認ください
このお宅 他の壁面はまだ艶も残っており綺麗な状態です
しかしながらこの面だけ全体的に塗膜の剥離が起きています
前回の施工業者さん(ネット広告で良く見る塗装専門店さん)は
短期間(約1週間)で
大人数(4~5人)で仕上げて
費用は安い というタイプ
推測するに・・・・・
前回塗装時に既にこの面に何らかの不具合 または その兆候が現れていた
しかしながら短期間で仕上げないと 赤字になってしまうので
十分な下地調整の手間を省いた
といったところでしょうか?
結局 後からこの面全体を補修する必要がありますので
逆にトータルの工事費は高くついてしまったのではないでしょうか・・・・・
値段だけにとらわれずに現状把握と適した施工方法の選択が重要 という事です
少人数でじっくりやらせていただくスタイルの
外壁塗装専門店 さくらリフォームでした
サイディング壁のお宅にはジョイント部分にコーキング材が施工されていますが、壁や屋根のメンテナンスと同様に、コーキングもメンテナンスが必要です。
せっかく足場を掛ける訳ですから、ほとんどのお宅にコーキングの打ち替えを強く お勧めしていますが、当然のことながら費用がかかる訳でして・・・・・・・
「傷んでる所だけちょちょっと直しておけば大丈夫!」
などといった同業者と相見積もりになったりいたしますと、とたんにこちらが余計な費用を強要しているような悪者になってしまいます。 とほほ
こちらとしては先のことを見越してお勧めしているのですが、その状態でコーキングメンテナンスの必要性を力説すればするほど、私の嫌いな売り込みをしているような気分になってしまうので(おそらくお客様もそう感じるでしょうから)、すっと引くようにしています。
そんなわけで劣化が進行してしまった事例をこの場で公開させていただいて、コーキングメンテナンスの費用を掛けるべきかどうかの判断材料としていただければと思います。
初期症状のようですが、実は結構劣化が進行しています。
北東出隅
見た目は塗膜表面のざらつきや膨れのように見えますが・・・・
塗膜ではなくサイディングの素材そのものが剥離してきています
写真右側のコーキングが上部から劣化して吸水している為 3階から1階まで縦に8mほどずーーーっと劣化しています。
写真の1階部分は前回の塗装営業会社ぺ○タクンが定期メンテナンスと称して手の届く高さまではコーキングを上から塗っているので見た目は問題ないようになっています。
三階建て 北側の三階部分中央の窓サッシ上部
サッシで留った雨水が横方向に流れ、サイディングが吸水→塗膜と材の表面が劣化
剥離した部分に苔が繁殖したようです。
この部分の劣化は足場を掛けるまで誰にも判りませんでした。
2階 北西側出隅
ペンギンのぺ○たくん飛べませんから、手が届かない高さのこの部分のコーキング部は放置です2階から上の各部分のコーキングは隙間だらけで用無し状態ですが、残念ながら下から見上げても気づきません
一見、表面の塗膜の劣化のようですが、指でこするだけでサイディング材がポロポロと剥がれてしまいます。
動画を見ていただくとどのような状態かよくお分かりいただけると思います。
築15年のお宅ですが、これまでの経過・・・・
新築後5年程度でペンギンがマスコットの塗装営業の会社から「塗装をしないと駄目です」と言われ外壁のみ塗装を依頼
コーキングのメンテナンスは行わず
その後3階バルコニーの内壁にサイディングの傷みが発生
築10年目で 知り合いに屋根塗装のみ依頼 足場なし工事で施工
バルコニーのサイディングの傷み部分だけはついでに塗装してもらう
そして今回 バルコニー内壁のサイディング損傷が進行し、各所に塗膜の劣化 サイディングの劣化 汚れが目立ってきたため当社にご依頼いただいた というわけです
私が推測するには・・・・・
サイディングやコーキングの施工方法から推察するとおそらく新築時の仕上がりがあまりよろしくなかった
・・・・建設した会社はすでに倒産
5年目の塗装工事の際もコーキングの剥離等の症状は発生していたが、適切なメンテナンスを行わなかった
・・・・劣化部分に上から増し打ちした程度
写真左側の撤去したコーキング断面に注目です
半分の色が異なる部分が増し打ちにより補充されたコーキングです
1/3から1/2程度の充填具合です
話をまとめますと・・・・・
最初の施工会社がしっかりとした施行をしていれば 5年目にノーメンテナンスでもここまでひどくはならなかったでしょうし、
5年目の塗装会社がコーキングのメンテナンス処理をきっちりとしていれば(予算等諸事情があったと思いますが)
やはりここまでにはなっていなかったと思われるのです
サイディングの張替を検討すべき状態ですが、部分的な張替というのは継ぎ目部分の防水処理などを考えますと簡単な工事ではありませんし、予算的な問題も出てきてしまいます。
これをどのように処理したかは次回に・・・・
「うちのサイディングも気になる!」
「我が家のコーキングも剥離している!」
という方は点検 相談は無料ですから
0120-640-446 さくらリフォーム フリーダイヤルにご連絡を
埼玉県さいたま市の屋根外壁塗装専門店
さくらリフォームでした
いつもありがとうございます♪
下地補修を始めます
3階バルコニー外壁 南側なので乾燥しています
このサイディング壁の反対側(バルコニー内壁)はどうにも補修ができない状態でしたので、サイディングを貼り替えることとなりました
簡単に塗膜と表面が剥がれていきます
こちらは北側 サッシ横の劣化部分
一見するとそれほどでもないように見えますが・・・・
コーキングの隙間から吸水して劣化しています
拡大
コーキングは機能を果たしていないので剥がしてしまいます
湿ったいやなにおいがしますね
サイディングの断面や裏側まで湿っているのがわかります
このまま乾燥させます
南側の乾燥している部分は劣化塗膜や劣化サイディングをこすって落とします
少ししっかりとした下地が表面に出てきました
北側の湿っている部分の下処理の動画です
各劣化部分を地道な手作業で処理していきます
雨が降ったりする前に早く乾燥してほしいものです
不安定な足場の上なので意外と大変だったりします
こんな作業をしていると あっという間に時間が経ってしまいますね
高圧洗浄から先に進めないわけですが、仕方がありません
お客様には経過をご説明しているので問題ありませんが
近所の人はきっと不思議に思うことでしょう
次の工程は次回にご紹介します
埼玉県さいたま市の外壁塗装専門店
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それでは補修作業に入ります。
現在の状態では、コーキングやパテ、テープ類も密着しない状態ですから、パサパサのサイディング表面をどうにかしてあげないといけません。
そこで通常は下塗りに使用する「シーラー」を吸い込ませて固めていきます。
黄色っぽい液体がシーラーです。
粘度が低い液体ですから、素材に浸透しやすく乾燥して素材を強化してくれます。
コロニアル屋根の塗装によく使用します。
何度も何度も吸い込ませていきます
表面の剥離部分だけではなく、切り口(小口)部分にも吸い込ませます。
この部分がしっかりしてくれないと、新たに充填するコーキング材との密着不良が生じるからです。
塗布と乾燥を数回繰り返していくと、表面の色が濃くなり艶が出てきます。
天候を気にしながら地味に一日こんなことをしていました。
アップです かなりしっかりしてきました
少しぶれていますが・・・・
翌日のコーキング作業時に貼るテープもしっかりついていましたので大丈夫でしょう
ここからはほぼ通常の塗装工程です
下塗りのシーラーを補修部分に先に塗っておきます
全体をローラーで下塗りします(補修部分は合計2回下塗りすることになります)
順調に進んでいるようで その反対側では・・・・・・
補修不可能な状態になってしまった部分のサイディングの貼り替え工事をしています
開口部の周りの雨染みがひどいですね
新しく透湿防水シートを貼って補修します
撤去した 劣化サイディングは雨水を大量に含んでいる為 ずっしりと重いのです
一面だけ張替済みの状態
新しいサイディングは現状に近いものを選びました。
たいていの場合同じものは製造されていないので、ある程度妥協していただかなければなりません。
今回は外壁色に近い色合いのため、塗装はせずにこのままということになりました。
部分補修の場合 どこまで手を付けるかが問題となりますが、今回はバルコニー笠木の幅に
少し余裕があったので、既存の範囲内で収まりました。
理想を言うと、直貼りではなく通気胴縁を打ちたかったのですが・・・・
サイディングの張り替えも終わり、これでやっと本来の塗装工程が進みます
続きは次回に
サイディングの部分張替も得意な
埼玉県の外壁塗装専門店さくらリフォームでした
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いつもありがとうございます♪
つづき
二階 三階部分にぐるりと貼りつけてある化粧板の接合部も劣化しています
ぱっくり角部分
外壁に後付けですから室内への雨漏りの影響はないもののそのままというわけにはいきませんね
バックアップ材を詰め込んで 上からシールしました
下地処理として目粗しもしておきます
壁の方は・・・・・・・
下塗りが終わった状態の 劣化部分
凸凹はそのままです
西日が当たる部分なので、厚みを持たせて表面に熱がこもると劣化を引き起こすことが予測される為
ご主人と相談の上 このまま仕上げることになりました(手抜きじゃないですよ!)
クリーンマイルドシリコンの3分艶 SR-168仕上げ色にて中塗り
しっかり計って硬化剤と混ぜて シンナーで希釈します
劣化部分 中塗り後
こちらはサイディングを貼り替えたバルコニーの笠木部分 雨上がり直後
ご覧のように支柱の付け根 笠木のジョイント部分にいつまでも水が残っています
笠木はかなり紫外線ダメージを受けていますので塗装する予定でしたが、その前に
ちょっとひと手間かけておきます
ジョイント部分のカバーはビス1本で留っているだけですから簡単に取れます
年数が経っていますから当然シールも傷んでいます
テープで養生をしてから
コーキング
カバーの裏にもたっぷり塗りつけて
はみ出したコーキングを処理して完了です
ついでに怪しいところもシールしておきました
つづく
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いつもありがとうございます♪
補修&下地処理に手間取りましたが、各面ごとに仕上げていきます
玄関サイド 中塗り
なるべく窓を塞ぐ養生時間が短くなるように工夫します。
ここは おばあちゃんのお部屋周り・・・・
在宅率が高かったのですが、ちょうど旅行でお出かけになった時にササッと仕上げ
配管の支持金物に錆止めを塗り
霧除け屋根の金属部分にも同様に錆止め
各階に入っている化粧板も塗装していきます
こちらは今回作業を行わない屋根部分(3年前に塗装済みとのこと)
少し錆が出ていたのでタッチアップしておきます
三階のお子さんたちの部屋部分
壁のベージュとサッシ&破風の黒と軒の白が綺麗です
壁が仕上がった後 最後に防水面のトップ塗装です
まずはプライマー塗装
2階ベランダもプライマー
その後トップ塗装をして綺麗になりました
正確には1度 ゲリラ雷雨により乾燥途中に雨が降りまして・・・・・
やり直して仕上げています。
防水系の材料は値段が高いので 「イタタタッ!」って感じです
晴天率の高い冬だとこんなことは無いのですが・・・
ボロボロだった配管ダクトは、雨どいに合わせて黒い保護テープでグルグル
巻いたので違和感無いと思います(逆L字型に結構長くてしんどかった)
では ようやくの完成です
今回は補修を含めいろいろと手を加えましたので、見た目の綺麗さだけでなく
建物の寿命に関しても正常な状態に戻ったのではないのかな?と思っています。
以上 サイディング壁の深刻な劣化を補修した施工事例でした
築10年以内で状態の良いサイディングの場合はクリアー樹脂塗装での仕上げも可能です
http://www.39ra.com/category/1440551.html
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ご不明点などございましたら、
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